サロンのこと

技術よりも大切なこと〜サンディースパ サロン開業物語〜

これからなにか新しいことをはじめてみようとしているアナタへ。経験が浅くても、技術がピカイチじゃなくても、アナタが輝ける方法はきっとある!

今日はサンディースパの「サロン開業ヒストリー」をお話します。

 

こんにちは♪山口サヤカです。

湘南は鵠沼海岸ってところで、SandySPA(サンディースパ)っていう心と身体を開放するリトリートサロンと人生を変えちゃうセラピストスクールやってます。

今日もサヤカドットラブを読んでくれてありがとう。こうして読んでくれてるアナタがいるから、私ももっともっと伝えたいって日に日に想いがつのってます。

 

ちょっと変わったセラピストスクールをやっています。

私は小さなセラピストスクールを主宰しているのですが、ちょっと変わったうちのスクールは、「ただマッサージ技術を教える学校」ではありません。(それがダメだという意味ではないよー。うちがそれ以外にも伝えたい事があるということです。)

技術もしっかりお勉強するよー

うちのサロンでもそうですが、「ただ体を揉む」ということだけには、あまり価値を感じていないからです。

今日は、なぜセラピストを志す生徒さんに技術だけを教えないのか、ということについてお話させてくださいね。

まずは、サンディースパをオープンした頃を振り返ってみたいと思います。

 

超ハイリスクだった!「サンディースパ」サロン開業ものがたり。

サンディースパは、元々会社員だったユウスケと私サヤカが脱サラしてオープンしたリラクゼーションサロンです。ユウスケはIT系、サヤカは建築士、マッサージのマの字も関係ない業界からのチャレンジでした。

それまでに特段マッサージフリークだったわけでもなく、たまーにスーパー銭湯でマッサージを受けたり、アロママッサージも受けたことがあります、レベルだった私たち。

そんな私たちがそれまで勤めていた会社をスパッと辞め、マッサージスクールに入学し、卒業後すぐにサンディースパをオープンしたわけです。

一般的には、技術を学んだらどこかサロンに勤めて、サロンワークを学びつつ経験を積んでから独立開業というのが多いルートなんですが、私たちは完全にそこをすっ飛ばしました。

夫婦で会社を辞めて収入が絶たれた状態で、約一年半マッサージスクールでひたすら技術を学び、卒業直後にお客さんゼロにもかかわらず、サロンをオープン。

ちなみに私たち夫婦は超絶ビンボーで、結婚後3万円のアパートに住んでいました(笑)

かなりのリスクを背負った状態でのスタートだったわけですが、「一般的な」他のサロンを知らずに開業したことは、いま思うと、とてもよかったなと感じています。

2012年1月8日、東京は赤坂のマンションの一室にてひっそりとオープンしたサンディースパ。

その場所は知人から「香港マフィアのアジト」と言われるほど怪しい雰囲気満載でした(笑)

会社員→マッサージスクールにて勉強→いきなり開業の流れ、そして、友達が多いわけでもない私たち夫婦、オープン時には当然お客さんと呼べる人はひとりもいません。

1月8日というのは、ただ、開業届に記入した日にち。

お祝いのお花もゼロ、オープンを待ち望んでくれるお客さんもゼロ、まことに寂しい寂しいスタートでした。

これが赤坂時代のサンディースパ

開業した時にお客さんが一人もいなかったサロンが一年後には・・・

オープンしてからは、たまーにぽつりぽつりと来てくださるお客さんに、喜んでいただくことだけを考えて、接客、施術。

自分たちが生きていくことに必死だったから、技術の練習や勉強もほとんどできず、当時できたことと言えば、来てくださるお客さんをとにかく心を込めて本気でおもてなしすること、お客さんの気持ちに寄り添うこと、そして全身全霊をかけて施術をすることでした。

そして・・・

気がついたら一年後には、予約でいっぱいのサロンになっていました。

なんとありがたいことなんでしょう。

施術部屋がたったひと部屋の小さな小さなサロンでしたが、私たちにとっては、とても嬉しいことでした。

普通に考えればかなり野蛮なルートだったと思います。

マッサージ技術はどうしようもないレベルではないにしろ、今思えばまだまだヘタクソ。経験がないから知識もほとんどありません。

お客さんがゼロの未経験セラピストのサロンが、一年後に予約でいっぱいになれたのはなぜだったのか、あらためて振り返ってみたいと思います。

お客さんがいない、経験もない、知識もない、お金もない、そんな私たちが当時欠かさなかったことがあります。

それは、自分と向き合い自分自身の成長を求め続けたこと、そして、自分がお客さんだったらこんなサロンがいいな、っていう理想を追求し続けたことでした。

他のサロンに勤めず、一般的な常識やサロンワークにとらわれなかったことも良かったのかもしれません。

「チクビーム♡」by.常識にとらわれないセラピスト

 

今私がセラピストを育てる立場に立ってみて、ぜひ伝えたいと想うこと。

それは、自分を磨き続けることができる魅力的な人間をめざすこと、人の心を聴く目や耳を持つ人間をめざすこと、です。そこを追求し続けられた時、手に気持ちが宿り、本当に人を癒やすことのできる技術が身につくと私は考えています。

コネもカネもセンスもない私たちでも、成長をあきらめなかったら、ありがたいことに、ステキなお客さんやお友だちに恵まれ、楽しく幸せな毎日を送ることができました。

これから新しくなにかをはじめようとしているアナタ。恐れず、自分を磨くことをあきらめず、ぜひ成長しつづけてください。そうすれば、アナタの夢はきっと実現します。

私はアナタを応援するよ!がーんばれっ♡

 

今日も読んでくれてありがとう。
こうして読んでくれたアナタは、サヤカのゲストでもあり、大切なお友だちでもあり、そして最高のラバーズです♡
それでは、またあした。

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ラバーズはまだまだ募集ちう。

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ABOUT ME
山口サヤカ
湘南・鵠沼海岸でリラクゼーションサロンとスクールを主宰しています。楽しいこと、面白いこと、気持ちいいことが大好きです。関わった人の毎日が少しでも更にステキになったら嬉しいなと思って日々を過ごしています。