私サヤカの趣味は「成長すること」なのですが、そんなサヤカの周りには成長を求める人がちょこちょこ集まってきます。そんな成長仲間をみていると、中には「うまくいかないよ〜」ってグチをこぼす人がいます。
そんな人にはどうやらある共通点があるようなんです。
その状態に陥ると、ますます上手くいかない負のスパイラルにハマってしまうのです。
なぜ、そう感じるのかと言えば
それは、以前の私がそうだったから。
上手くいかない負のスパイラルにハマっていた頃の私を振り返ってみたいと思います。
うまくいく時と、負のスパイラルに入る時の違いとは?
私の目の前に、複数のモノゴトが同時に現れると、ものすごーく焦ってしまっていました。すると、普段当たり前のようにできることがまったくできなくなってしまうのです。おまけにミスも重なり、余計に手間取ってしまう。周りにも迷惑がかかるし、もう散々!そんな時は「私はひとつのことしかできないもん。」って言い訳なんかしていました。
寝坊なんかして、時間がギリギリになってしまった時なんてもう大変です。焦ってなんとか間に合わせようと頑張るんだけど、そういう時に限って転んで怪我したり、物を落として壊したり、忘れ物しまくったり、とにかくトラブルがゼロで済んだことはありませんでした。
目標を立てて、それに向かってがんばっている時もよく焦っていました。少しずつでも確実に前進しているはずなのに、「まだかまだか」と目標に達せていない自分に焦っていました。
とにかく負のスパイラルに入る共通点は「焦る」ってこと。
正直、焦ったおかげで何かがうまくいった試しは一度もありません。
目の前の状況をなんとかうまくこなそうという気持ちはあるのに「焦った」途端ダメになる。
かと言って、のんびりしていて良いわけではない。
どうしたら良いのか考えた時に、「焦る」をやめて、「急ぐ」に変えればいいって気がつきました。
「急ぐ」と「焦る」は似ているようで大きくちがう
急ぐとは・・・行動を早めること。
焦るとは・・・行動を早めようと気がはやり、気持ちに余裕がない状態のこと。
つまり、急ぐとは冷静な状態にあり、焦るとは小さなパニック状態にあるのです。
例えば、ある作業において、通常時(忙しくない時)の品質を100とします。
急ぐとは、作業時間も短縮されて品質も100を維持する状態。
焦るとは、作業時間は短縮されるけど(逆に伸びることもある)、品質が100未満に下がってしまう状態。
焦るとやることが雑になる。冷静ではなくパニック状態だから。
だから、急いでもかまわないけど、焦ってはいけないと思うのです。
「焦る」と結果は変わらずにストレスが溜まるだけ
よく見る光景で、電車遅延の時、焦って駅のホームでウロウロ・イライラしてしまう人。駅員さんに文句を言ったり、ウロウロと歩き回ってみても、遅れた電車は早く来るわけではありません。
もし運悪く遅延に巻き込まれてしまったら、冷静になって、早く行ける他のルートはないのかを調べたり、遅れることによって迷惑をかける人はいないのか、いたなら早めに連絡をして対策を打つなどした方が賢明です。何よりもこちらのほうが心地いいですよね。
どんな場面でも、本来の目的を見失い、目の前のことでいっぱいいっぱいになってしまうと、焦りにつながってしまいます。
肩の力を抜いてリラックスする事が成長への近道♪
成長を目指す場合、目的が大きければ大きいほど、結果はすぐには出ないものです。
すぐに結果が出ないからと言って、機嫌を損ねたり、不平不満を口にしたり、すぐに諦めたり、もっと簡単に早く進める魔法の手段を探したりしないこと。
何事も焦ることなく、リラックスして冷静にコツコツと一歩一歩を積み重ねることが、アナタにとっての最短でよい結果を生むことになると思うのです。
何かがうまくいかない時には、。いったん焦る気持ちを手放して負のスパイラルから抜け出すこと。落ち着いてやれば、アナタにできない事なんてほとんどないはずです♡