こんにちは♪山口サヤカです。
湘南は鵠沼海岸ってところで、SandySPA（サンディースパ）っていう心と身体を開放するリトリートサロンと人生を変えちゃうセラピストスクールやってます。
今日もサヤカドットラブを読んでくれてありがとう。こうして読んでくれてるアナタがいるから、私の「もっともっと伝えたい想いたち」が日に日につのってます♡
セラピストに欠かせない「感じる」ということ。
表題は、私がセラピストスクールでよく言う言葉。先日からスタートしたセラピスト合宿の中でも、度々登場しています。
「考えるな、感じろ！（Don’t think,feel!）」は、映画「燃えよドラゴン」の中でのブルース・リー大先生の台詞ですが、これはマッサージをする上でとても大切なことなんですよね。
スウェディッシュマッサージは、実はとても難易度の高い手技で、基本を徹底的に身につけなければ、なかなかうまく扱うことができません。筋肉に対して的確にアプローチするのがスウェディッシュマッサージの特徴ですが、そもそも、筋肉とは目に見えないもの。それを、場所も角度も深さも的確に筋肉をとらえなければ理想的な結果は出せないのです。
マッサージを習う時、大抵の場合は、いわゆる手順を教えてもらい、手順通りにやり方をインストールすればOK、というのがどうやらほとんどらしいのですが…。身体の大きさや疲れ具合、筋肉の状態なんて、人それぞれ全然ちがうし、同じ人だって今日と来月ではまったく同じなんてことはないと思うんです。それを、決まった手順で触れば、全員ドンピシャに効果が出せるなんてありえません。
結局のところ、目に見えない人それぞれ異なる状態を「感じて」把握しなければ、スウェディッシュマッサージは成立しないんですよね。
「考える」と「感じる」は同時にはできない。
マッサージのレッスンをしていて、うまくいっていない人を見ていると、ほとんどの人が感じるのではなく考えすぎているんですよね。自分の姿勢をどう正すか、自分の手をどう置くか、自分がどう動くか、とにかく「自分が何をするのか」ということを考えすぎているんです。
でもね、考えれば考えるほど、自分の感覚はどんどん鈍くなっていく。
たとえば、ご飯と食べている時、考えごとをしながらでは味がよくわからないけど、口の中や香りに集中すると、美味しさをよーく味わえるっていうのと一緒。
人間は賢いようで、実は、「考える」と「感じる」を同時にはできないようです。
セラピストをする上で大切な練習風景のひとつ（決してあやしいことを教えているわけではありません 笑）
スウェディッシュマッサージをする上で相手を感じるポイントはふたつ。
①まず自分自身に意識を向ける。
自分の身体で緊張しているところはないか、無理をしているところはないか。呼吸は深く穏やかであるか。気持ちに焦りはないか。エトセトラ。
自分の状態を自分で感じて、ツラさや無理な状態であるのなら、一旦脱力をしたり、深呼吸をしたり、良いイメージを持って整えます。
それができたら、次。
②相手へ意識を向ける。
相手の筋肉の状態はどうなのか。呼吸の深さやタイミングはどうなのか。エトセトラ。
相手に興味を持ち、感じようと意識を向ける。ここでようやく、相手の状態を把握することができます。
焦って、頭で自分がやることばかり考えたり、自分の状態も知らず無理をしていると、どれだけがんばったって、見えない他人の筋肉なんて感じることはできません。
私の考える理想のセラピストのあり方「自分が癒やされているからこそ、人を癒せる」と同じことなんだよなぁ。自分を整えることをないがしろにしてきた人ほど「感じる」むずかしさを感じているところをみると、「生き方」と「セラピストのあり方」ってリンクするところが多いなって思っています。
今回の合宿でも、セラピストとしての学びを通して「自分らしくラクに生きる」ことを学んでいる生徒たち。３日前からスタートしたばかりですが、驚くほど内面に変化が現れてきているし、だからこそ、すでに気持ち良いマッサージを出来る手になってきています。
みんなの成長がすばらしすぎて、よい刺激をもらいまくりの毎日が本当にありがたいです。
「考えるな、感じろ！（Don’t think,feel!）」は、生き方においても、とっても大切な意味があると思っているので、明日はそんなお話をさせてもらおうかな。
今日もサヤカドットラブに来てくれてありがとう。
明日もここで会おうね！
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湘南・鵠沼海岸でリラクゼーションサロンとスクールを主宰しています。楽しいこと、面白いこと、気持ちいいことが大好きです。関わった人の毎日が少しでも、更にステキになったら嬉しいな！と思って日々を過ごしています。